リタリンの今後・・・


今日はお休みだったパパとYuuの専門医の所へ行って来ました。
ちょうどお薬をもらう日だったのと、後先日からのリタリン報道等について、医師の意見をお伺いする為にパパも同行って感じです。
それにしても片道1時間のさほど遠くない所にある病院ですが、いつも1人でぼーっと行くので2人で行くとあっという間に着いちゃうね〜ってのが感想(笑)
次回もお願いしたい所だわ^^
と言う事で、リタリンについて医師と話をしてきました。


リタリンについては先日からの報道、又、本日の朝日新聞にも掲載されていたそうですが、現在の所、日本では「うつ病」でもリタリンを処方されているようなのです。
が、「うつ病」で処方している国は世界中で日本だけらしいです。


と言う事もあり、中毒性や様々な弊害を考えた結果、リタリンの処方が「うつ病」では処方されなくなる可能性があり、そうなるともともとADHDとしては処方されないリタリンですので、ADHDの患者にも処方が難しくなると言う事のようです。


そもそもADHDとしてのリタリンは保険適用外(リタリンは薬価が安いらしく、数億をかけて保険適用の申請なぞするもんか!と言うメーカーの意見らしく、現在医師らによる申請も話しにあがってはいるそうなのですが、それでも数千万円の申請費用が必要で、その金額をどこから捻出するのかと言う問題にぶちあたっているのが現実だそうです。)ですが、うつ病として処方して保険適用にしているのが現実のADHDとしてのリタリンですが、それも出来なくなるという事だそうです。
それも、ここ1〜2ヶ月の間に大きく変化があるかもしれないと言う医師の見解でした。


また、近いうちにリタリンの代用品が出るそうです。
これはリタリンの加工品と言う事だったのですが、「コンセラータ」と言うお薬らしく、リタリンよりも長い時間効果があると言う特徴があるそうですが、Yuuにとっては飲み直しをしなくても良いのはとてもありがたいですが、短時間だけ欲しい人にとっては長時間の作用のある薬はいらない訳で、また効き目も飲んでみないとどうなんだろう・・・って感じでもあるわけです。
(コンセラータという名前でググッて見ましたがヒットせず。名前間違えたのかなぁ・・・)


しかも、この代替品が出回るようになると、余計に保険適用外になるリタリンの処方が難しくなるばかりではなく、処方自体が麻薬取締りなんちゃらと言って、麻薬と同じ扱いになるかもしれないと言う事もあり、処方できる医師も限られてくるだろうと言う事もおっしゃってました。


確かにリタリンは以前から良い噂は聞いた事なかったですし、私自身Yuuに飲ませる事に罪悪感を覚えた時期もありました。
しかし、実際飲んでみて効果がある!!と分った時から、YuuにとってはADHDを治癒する為の補助的薬物として大きな役割を担い、そのおかげで普段なら経験できない事を経験でき、人としての成長を望める大事な物の1つとなりつつあるのです。


当然、親の監視下にあるうちに止めると言う大きな責任もあるのですが、飲めるうちに出来るだけ多くの経験を通し、今後に生かせるのがリタリンだったのですが、色々と先行きが不安です。
我が家はリタリンを処方して頂き、服用してそれなりの効果をあげていると言う事もあり、医師も色々と考えては下さるような事もおっしゃってました。
その時期が来たらまたパパも一緒に医師と話し合う事も出てくると思います。


それでも、一部の大人の乱用者の為に本当に必要としている子供が犠牲になるのってつらいですよね。
せっかく良い感じで頑張れているYuuですので、今この成長をストップさせる訳にも行きません。
色々と不安ですが、今後の動向に目を凝らしていたいと思います。