ストラテラの変貌


もうブログは書きません!と言いつつも、新しく得た情報は公開している以上、お伝えして行く事に決め、久しぶりの更新です。
6月中旬までですが。。。


今日、専門医の所へ行き、ストラテラについての色々なお話をして来ました。
息子がコンサータとの代替薬物として勧められている事からも、疑問や不安は全て解決した上で服用するならしたいと思っていたので。


その中で、まず我が家からの医師への質問?

以前、イーライリリー社のサイトにあった臨床結果の報告の際の自殺念慮や自殺行為の有無について


これについては、確かに臨床中にこのような事はあったのは事実。
自殺念慮や自殺行為をした小児がいた事も事実。


そもそも、ストラテラ抗うつ剤として作られた薬であり、その後の臨床や研究を重ねた結果、ストラテラに含まれているとある物質の成分が抗うつ剤に使われているものだけれども、それが原因でそのような臨床結果が出たのであろうという事が解ったらしく、今はそのとある物質と同等の効果のある別の成分のものが使われているとの事で、今の処方されているストラテラは、臨床中にそう言う自殺念慮や自殺行為をした際の薬物とは違った成分になっているとの事。


実際に1,537人の臨床被験者の中で、そう言う自殺念慮などが出たお子さんは5人。
割合にして0.37%だそうです。


そう言う自殺念慮などが出た時期としては、服用し始めた初期の段階だという事。
なので、特に服用し始めた初期は気を付けてあげなきゃいけないという事。


そもそも上記の臨床結果に基づいて鬱患者には何ら効果もなく、廃棄処分になるはずの抗鬱剤としてのストラテラが、ADHDの小児に対しては効果が見られたという事もあったという事から昨年の6月のADHD児に対しての服用開始にもなるわけですが。


薬局の薬剤師さんにも色々とお話は伺いましたが、薬局に配られている添付書類にも確かに自殺念慮と言う言葉は記載してあり、確立としては0.37%と言う事ではあるけれども、仮に該当してしまうとそのお子さんにとっては0.37%ではなく、100%であるという事になるので、一概に大丈夫とも危険とも言えないとの事でした。


ある意味、色んな意味で数値的な裏付けや納得できる説明は受けられたように思います。


まぁそれはそれである意味ストラテラと言う名前を聞いた時に危惧していたような事はないのかな?と言う印象も受けました。
ただ、前回の臨床結果のような事を実際にサイト内で報告をしているのならば、その後の変化や経過、経緯についても報告はしてもらいたいのが本音。


医師が勧めるから服用してみる。。医師を信用しているから服用する、とおっしゃる方もいらっしゃるとは思いますが、我が家としてはある程度の安心材料としての裏付け、数値的な裏付け、エビデンスに乗っ取った上での納得と言う物が必要である為に、一度お断りをしながらも再度の服用のお勧めであった為に、今回の医師への数々の質問になった訳です。


中途半端な情報は、実際にそれを納得して試用する側からすると、ただでさえある薬物の服用に対して、更なる不安を煽る事にもなりますし。
と言う事で、とりあえず息子も今回からストラテラを試験的に2週間服用してみる事になりました。

ストラテラの服用について


ストラテラは、朝晩の2回の服用だそうです。
量の調節は、4段階に分かれているそうで、1段階、2段階は服用していても、服用しているのかどうか解らないくらいの効果だそうです。
実際に、ADHDのお子さんの中でコンサータから完全にストラテラに切り替えたお子さんは、その4段階中の3段階目で効果が目に見えるようになり、切り替え終了と言う事になっているお子さんが多いそうです。


まだ今月来月は2週間分の服用分しか処方出来ないそうですが、7月から1カ月分の服用が出来るようになるという事。
何故今の段階に息子がストラテラの服用に踏み切ったかと言うと、その効果を2週間ごとに考える事が出来る、医師に報告が出来るという事。
これが1カ月になると、ストラテラの量の調節についても、仮にマックス段階までの調節が必要だった場合、マックス4カ月かかるわけで、今なら2週間ごとに調節が出来てマックス2カ月で薬の調節が終了するという事。


細かな期間で区切っての薬の調節はやはり新しく飲み始める際は必要との事でしたので、今の服用に踏み切りました。

ストラテラコンサータの違い


このストラテラコンサータと言う物は、全く別物の薬物だそうです。
コンサータリタリンの後継薬物であり、中枢神経を刺激してくれるお薬。
ストラテラは全く違う成分で出来ているものであり、選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害薬と言う事により、今までみたいなリタリンコンサータのような不眠やチックなどの副作用もないとの事。


こう言う意味での副作用の少なさは、今までコンサータを服用している中で多々ある副作用に困っていたお子さんには明るい事だと思います。



当サイト、ブログを締める事になり、たくさんの方にメールを頂いております。
その中でやはりコンサータストラテラの話題は尽きる事無く、多くの方がかなり気にしてらっしゃいます。


そう言う事もあり、今回新しく我が家が医師からお話を伺った中でしっかりとお伝えしておいた方が良いだろうと判断し、こう言う記事を書かせて頂きました。
今後、6月にサイトを閉じるまでの期間、息子のストラテラ服用について、その後の経過や新しい情報等がありましたら、随時更新はして行きます。